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Hyper-V ハードディスクのアクセスが異常に遅い [PC]

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今回は少しカタイお話です。

私はDELLのXPS 8700にWindows8.1 Pro(64bit)をインストールしてふだん使っています。

このPC上でもうひとつ別のOSを入れたくて、Hyper-Vを使用することにしました。
なぜデュアルブートではなく、Hyper-Vのような仮想環境なのか、
と言うと同時にふたつのOSを使いたいからです。

ではその使用目的はと言いますと、同一マシン(OS)上で複数起動できないプログラムを
Hyper-V上のゲストOS上で走らせられないか、試してみるためです。

Hyper-V上で動かすゲストOSはWindows8.1Proの32bit版です。
持っているライセンスからこのOSになりました。


で、Hyper-Vを使えるようにし、Windows8.1Pro(32bit)をインストールし終えたあと、
Window Updateを実行しました。

ところがいくら待ってもWindows Updateが終了しません。

原因を調べてみると、HDDへのアクセスが異常に遅いことがわかりました。

タスクマネージャのディスクの平均応答時間が20000ミリ秒を超えるような値が表示されており、
リソースモニターでもディスクキューの長さが50~70にもなっています。

単純に遅いだけかと思い、一晩放っておいてもWindow Updateが終わりません。

ネット上でいろいろ情報を探し、同様の現象に対する解決策を施してみましたが、
私のマシンでは効きませんでした。

試行錯誤して、次のようにするとWindows Updateが進むことは分かりました。

1. ディスクキューの長さが20以上になってから十分に待つ(30分以上)
2. ゲストOSを停止する
3. ゲストOSを再起動し、正常に起動したらすぐにシャットダウンする
4. ゲストOSのディスクファイルの最適化を行う
5. ゲストOSを再起動する
6. Windows Updateを行う

アプデート数が複数ある場合は、これを行うと少しずつ更新が進みます。

けれど操作が煩雑すぎてとても最後までやり終える自信がありません。


仮想マシン用にメモリは8GB割り当ててあるのですが、ふと気になって
ゲストOS内のページファイルの設定を見てみたら、
『すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する』に
チェックが入っていました。

もしや、と思いこれをカスタムサイズで、初期サイズ8192MB、最大サイズ8192MBに
設定してみたら…

ビンゴ!でした。

信じられないくらいキビキビとゲストOSが動作するようになりました。

ほかのマシンでこの対策方法が有効であるか分かりませんが、
同様の悩みを抱えている方で他に対策が見つからない、という場合は
試してみても良いのではないかと思います。

ご参考までに。

タグ:Hyper-V HDD
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